架空日記

ハイこれ!って章チャンに渡されたチケット。

和歌山公演のチケットやった。

今回和歌山は絶対来て欲しいとのこと。

休みもとれそうなんで、見に行くことにした。

そして、アンコ前の曲は朱夏のために歌うから、よー聞いてやといてや!だって。

 

「何歌うん?」

 

「当日までのお楽しみ」

和歌山公演の日…

 

今日は待ってるで。

うん、行くからね。

今回は俺がチケット取ったからどのへんに座ってるかわかってるからな。

行くわ。

 

うん。また後で。

 

章チャンからは休憩時間になると、今どこ?ってLINEくれる。

 

まだ出発してないよ。

 

そうか…出るとき、着いたら連絡してな。

 

わかった。でも後5分ほどしたらでるよ。

うん。車でいくな。

 

気を付けてきいや

 

 

今、駐車場についた。時間まで待機して会場したら入るね。とLINEした。

 

しばらくしたら、マネージャーさんが、章チャンが呼んでるとのこと

着いていくと、控え室だった。

コンコンとノックして、ドアを開けると安君来てくれましたよ。

はーい。入り。

 

失礼します。

 

朱夏~って駆け寄ってきてハグした。

 

もーみんなおるのに!

 

そんなんかまへんやん。みんな知ってる彼女やのに。

「……」

ぼちぼち始まるから行くわ。

 

うん。

 

席に案内されてビックリ!すごい舞台に近い。

章チャン舞台に近い席でよーみえるわ。こんなとこで見たらドキドキする。

 

ええ席やろ。もう始まるから。

帰り一緒にかえろな。とLINE。

 

ワー。はじまった。

舞台や、トロッコからウインクしたり、手ふったりしてくる。

 

 楽しそう。家での章チャンとは別人みたい。

歌あり、トークあり、ミニコンとみたいのあり。

で、亮チャンがこれが最後の曲です。

愛でした。と紹介したあとに章チャンがこっち指差してちゃんと聞いときや!と章チャンのギターからはじまった。

 

 それが君でした。愛し君でした。

ココロが求めていたもの全て

その微笑み その優しさ

言葉にすれば一つしかない

 

 

 

 

泣けてきた。章チャン。

ウルウルしながら聞いていた。

アンコールは無限大。

 

ライブも終わって車で、帰ろうとしたら、

朱夏今どこ?

 

車でおるよ。

ちょっと待っとりや。

 

返信する前に、westのあきと君がきて、安君か来るように言うてます。

 

ありがとう。車で待ってるって伝えてもらえるかな??

 

わかりました。

 

しばらくしたら、章チャンが乗り込んできた。

朱夏どないしたん?

何もないよ

歌きいた?

聞いたよ。すごいよかったし、感激した。

有り難う章チャン

 

うん。ほな行こかあ

章チャン隣の助手席で、愛でしたを鼻唄で歌ってる。

なんか、余韻さめやらぬ…ってかんじやな。

章チャン晩御飯どうしょうか…。

どっかで、食べる?

それでもいいなあー。

んでも、もうすぐつくよ。

ほな、あるもんで何かつくって。

わかった。

 

自宅に帰ると、いつもくっついてきて、

なあ朱夏

朱夏どこぉーって探すことが多い。

今も、ソファに座ると、章チャンが膝枕してきた。で、すくに寝ちゃった。

私はそーっとすり抜けて、寝顔みつめてた。